BMW E46(318i/2003)のカスタマイズ その5 / ヘッドユニット交換

並の国産車よりはるかに高価なBMW車といえども、AV機能が劣悪な点はまったく変わらない。
理由は明白。コストがかかっていない(かけていない)のだ。早く言えば”単に音が出ているだけ”。
音楽を聴かせるというレベルにはまったく達していないのである。走りが良けりゃいいだろって感じか。( ´ー`)
※ナビゲーション機能は、現行モデルからかなり改善されている。
トーンコントロールの調整程度でどうなるものでもなく、まともな音を出すにはユニットを交換してしまうしかない。
さて、先日「サウンド21」にて、スピーカ交換工事のみを行ったが、その結果は予想通りイマイチであった。
とはいえ、プロショップの仕事なので、工事も調整も完璧である。音質は確実に一ランク以上改善されたのだが、いかんせん元の音質レベルが低すぎて”焼け石に水”にしかならなかった。v( ̄Д ̄)
中途半端な音質向上のため、かえって不満が増幅。やはり音源であるヘッドユニットを入れ替えないとどうにもならない。
「音質向上にはヘッドユニットから」が持論であり、結果を予想していたにもかかわらず最初からそうしなかったのは、ヘッドユニットを替えるとステアリングリモコンが使えなくなってしまうためである。
これはかなりイタイので、”スピーカ交換のみで何とか妥協できれば”であったが、やはり甘い考えであった。
※フィットで使った裏技も不可能ではないが、今回は見送った。


ようやくやって来た、カロッツェリアの最新型。精密機器製品の御多分にもれず、タイ洪水の影響で一ヶ月近くも発売が遅れていた事も、スピーカと同時施工しなかった理由のひとつ。
普及品クラスの安っぽいデザインと一線を画す、シックなただすまい。
とはいっても、高級品というわけではなく、10万円クラスの製品のダウンサイジング版で、お代はたったの3万円也。
けっきょく、スピーカとあわせても55,000円や。大口叩いといてホンマに大丈夫なんかな・・・っと(‘∀`)

今ではヤフオクでしか入手できない、E46専用のフェイスパネルと取付キット。
作業前。縦に露出配線してあるのはナビの電源とVICSアンテナ用ケーブルである。

作業開始。まずは助手席側トリムパネルの取り外しから。内装はがし工具があればカンタン。
ヘッドユニットは2本のネジで固定されているだけ。
慎重に引き出して、背面のアンテナと配線コネクタを外せばフリーになるので撤去してしまう。

作業をやりやすくするため、エアコン操作パネルユニットも取り外す。ネジ止めではなく、上下のツメで固定されているだけなので、その部分を指で上下に圧力をかければカンタンに外す事が出来る。
配線を容易にするため、グローブボックスも取り外す。というより、これをしておかないと、ヘッドユニット背面にはケーブルとコネクタ類が収まるスペースがないため、ヘッドユニットが固定出来ないのである。
すなわち、ヘッドユニットを押し込む時にケーブル類をグローブボックス裏側スペースにたぐり寄せるわけ。( ´ー`)

ついでにエアコン吹き出し口も取り外してしまい、受け入れ準備完了。

配線キットのおかげで、配線はラクラク。この後、ヘッドユニット側のケーブル群と接続すればOK。
配線接続が終わって、おそるおそる動作テスト・・・・・無事に電源が入った。よっしゃ、完璧や!!○=(゚∀゚ )
奥行きの少ないきゅうくつなスペースに、無理やり配線コネクタを押し込んで、ヘッドユニットが固定出来たら、エアコン操作パネルも復旧。

専用フェイスパネルを取付けて・・・
ウッドパネルも元通りに取り付ければ完成!!
とカンタンそうに書いているが、フェイスパネルとウッドパネルがわずかな寸法違いがあり、ちと苦労した・・・

この後、グローブボックスを復旧すれば工事終了であるが、実はこれが一番難しかった。グローブボックスを外すのはネジ5本を外すだけでカンタンに済むのだが、取り付ける場合に、はめ込み具合が分からず、結局 1時間近く費やしてしまった。
そんなこんなで時間切れとなり、ナビの配線工事は次回に持ち越しであります。( ´ー`)
さてさて。ヘッドユニット交換の効果は正に歴然。純正とは次元の違う「カーオーディオ」と呼べるサウンドになった。
結局所要時間3時間30分。苦労した甲斐はあったが、この機種の場合、本当に納得出来る音質を得るには細かな調整が必要であるらしいが、それはぼちぼちと。最低限の調整は済ませたし、とりあえずはこれで満足や。○=(゚∀゚ )

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