【BMW523d 予想外の高値で売却に成功した】買取業者に感謝?

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2016年式523d(F10) 走行距離53,600kmで215万円 !

愛車のBMW523d セレブレーションエディション・バロンを今年3月くらいから手放す決意をしていた。
ちょうど2年間で売却に至った理由はいくつかあるが、最大の理由は「乗らなくなったこと」。
読者が知りたいことを簡潔にまとめるため、心境の変化等の経緯については別記事にする。
結果からいうと、7月下旬の自宅訪問で215万円という予想外の金額を提示してきた「ネクステージ」に決めた。ちなみに、8月5日の引き渡しから1週間後との説明だったが、8月9日に全額入金してくれた。
その時期は複数業者に申し込んでいて、相手にかかわらず「170万円ならとりあえずは納得しよう」と考えていたので結果は即決である。
「よほどの好条件でなければ絶対に即決はしない」と決意していたのだがあっさり降参となった。😄
とはいえ、多少の駆け引きの結果当初提示の210万円→215万円まで譲歩してもらうのに2時間程度要したが「時給5万円」ととらえれば万々歳である。

最後の日の積算距離

最初はユーポス店舗で150万円

2022年3月中旬。最初に買取業者に持ち込んだのは近場の「ユーポス」店舗。過去に何度かお世話になっていて金額含め店側の対応に悪い印象もなかったので、とりあえず売却相場の水準を知りたくて相談してみた。
その場での査定は150万円だった。しかも、3月下旬になると130万円くらいに下がってしまう可能性があると不安を煽って来た。「今すぐならこの金額で」というのが常套手段と分かっていても、こんな雑な対応ではハナシにならんと店を後にした。

とりあえず最低150万円との感触は得られたが、いかに豪華装備満載で人気の特別仕様車とはいえ自分のバロンは既に極上車ではなくなっていた。
旧モデルで走行距離5万km超えだし、衝突事故による小さくない板金修理2箇所に加え車体にいくつかの小キズや目視出来る小さなくぼみが数か所。
そのうえ4本のうち3本のホィールの縁に目立つ傷が存在する。
という状態を考えると妥当なのかもしれないとも考えたが「いくら何でも130万はないぞ」と憤慨して慎重に相場を確認することにした。
その後、それでも150万円はないだろうと売却の意思が低下して来てはいたが、やはりほとんど乗らない状態が続いたし2022年7月中旬に再度相場を調べてみたら1台だけヒットした。

見かけは315万円で実質価格335万円か・・・

BMW523d(2016)の買取相場を独自(勝手)に180万円と考察

この商品はかなり程度が良さそうな認定中古車なので単純比較は出来ないが、これが上限のようだとは確信出来た。
しかし、9月7日現在でも同じ広告が載っている。つまりこの価格では買い手がいないので高すぎる設定と判断出来る。2年前なら瞬殺で広告が消えていたバロンだが、さすがに現時点で300万円超えはムリがあるのだろう。
売値が相場より2ランクほど高い認定中古車ディーラーであっても買値は相場水準以下という暴利を得ていることは体験上分かっているのでディーラーに持ち込むという選択肢は最初からない。
程度の良さそうな認定中古車であってもこの価格では売れないとなると、一般的な中古車販売業者では本体価格250万円程度になるのだろうと勝手に推測していたが、それは販売価格であり、業者マージン分として買取価格が70~100万円くらいダウンするはずだから売却金額は180万円がぎりぎりの水準と推定した。

1回の査定で最大8000店が金額提示!【ユーカーパック】

ユーカーパックで180万円を目指す

一般ユーザーが中古車買取相場を知る手段はごく限られているのだが、実はうれしいことにプロの手による参考価格をユーカーパックのサイトで知ることが出来る。
あくまで概算に過ぎない参考価格とはいえ、市場価格の感覚的にも納得のいく水準である。

前述のようなクルマの状態と53,000kmの走行距離を鑑みると、愛車の買取価格はやはり170万円くらいなのかもしれないと割り切る後押しにはなってくれた。つまり180万円で売れればラッキーという気分に切り替わった。
ユーカーパックの良いところは、端的に表現すると自分が納得出来る価格で売りに出せるという点。
プロの業者がオークション出品代行をしてくれるわけであり、売買成立までは一括見積業者のような煩わしい営業マンとのやり取りが一切必要ないし希望価格に達しなければキャンセル可というのも大きなメリットである。
とてもユーザーフレンドリーな良いシステムだと評価している。
もうひとつ出品前にプロの手による査定をされるので、減額につながるような大きな問題がないか知ることも出来る。営業とは関係ない作業なので査定時の金額提示はないが、状態を判定してもらえるので安心である。
ユーカーパックの弱点は売買に時間がかかるという点。査定から売買成立まで2週間くらいかかる。特に急ぐ理由もないし、もちろん今回も利用するつもりで申し込んだのだが、同時期に申し込んでいたMOTAから連絡があった。
それがユーカーパックの査定予約日の4日前。

MOTAで申し込んだら

MOTAは、一括見積システムの問題点である多数の電話攻撃の問題を改善してくれるシステム。
ユーカーパックに似ているが、入札のあった中から上位三社だけを紹介するという仕組み。しかし客観的査定がないので商談が早い分、買い手にもリスクがあり基本的にあまり高額な入札金額は望めないだろう。
高めで入札してきて、商談時に難癖つけて値切って来るというワナも考えられる。つまり金額が入札で決定するユーカーパックのような安心感がないためリスクはユーザーにあるというちょっと中途半端なシステムである。

で、MOTAに申し込んで2日目に連絡メールがあったのだが、紹介があったのは何とわずか1社だけだった。提示金額も不明。
この時点で既に疑問が湧いたのだが翌日になってもその状況は変わらなかった。
この人気車種で1社しか入札がないなどありえない。担当者に問い合わせると他からの入札はなく、規定なのでその1社と必ず商談をしてもらいたいと強く念を押された。もう疑惑モリモリで怒りさえ湧いてきたほど。

こう書いてくると「MOTAなんてクソだよな。ネット上の高評価はウソだらけか!?」ととられそうだ。
もちろん自分もそう思っていた。アポ時にもついに金額出さなかったし。

MOTAの対応について

そしてその1社とは、長年の売却経験の中で初体験であるわりと大手の「ネクステージ」。
好意的にそして冷静にこの出来事をふりかえってみると、最も早くしかも最高水準の金額で同社から入札があったので他社は追随することが出来なかった。と考えればすべて説明がつく。
MOTAについてだが、上で書いたような雑な対応しかしてないなら、高評価の記事はすべてサクラとなってしまうが、それも現実的ではない。
事実として、ネクステージがぶっちぎりの高額入札であったのでMOTAの対応に問題はなかったと考えるしかないだろう。MOTAについては以上おわり。

真剣勝負の価格交渉で5万円勝ち取る

翌日朝には自宅訪問出来るというので時間を指定し、ダメ元で待っていたら現れたのは感じの良い好青年だった。しかし時間をかけてクルマをチェックするだろうと思いきや15分程度で終了。
N氏はとても丁寧な話しぶりで、好感も持てたが冒頭の一言がお決まりの「いくらくらいでお考えですか?」。
「希望は300万円だがそれは無理だろう。即決はしないがとにかく駆け引きなしの金額を出して。」とやんわり返すと直ちに出て来た「210万円でどうでしょう?」に思わず耳を疑った。😲
事故での修復歴2箇所は説明済みだったので驚いた。修復歴は「事故車」ではないので査定に関係ないらしい。
しかし嬉しい驚きは表に出さず冷静な対応に努める。「その表現だと上乗せの余地があるのだよね?」とたたみかけるとちょっと慌てた様子で「即決いただけるのでしたら5万円程度は・・・」としどろもどろになりつつ「上司に相談してみますので」という、これまたお決まりの返答で時間稼ぎをされ、何やかんやで2時間近くかかって215万円の商談成立となった。2時間で5万円稼いだ気分である。😄
期待を大きく上回る成果があったので、ユーカーパックは丁重にキャンセルさせてもらった。
たとえ出品していたとしてもこの入札金額は出なかっただろうとの判断もある。

BMW中古車の売却ならユーカーパック一択

今回は結果的にラッキーだったが、条件は千差万別でリスクもあるのも当たり前。
特にBMWのような高級外車にもなると、ディーラー以外に安心して取引出来る業者の選定が難しいのし不誠実な業者に引っかかって安く買い叩かれたりするリスクもある。
一括見積サイトは一見して使い勝手が良さそうだが、一度利用してみれば登録直後から数日間は無数の電話とメール攻撃に苦しめられるのが確実である。一社で完全に利害抜きで代行してくれるのがユーカーパックである。

一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
  1. 自車の相場を調べることが出来て売却金額を自分で決められる
    (相場より安く買い叩かれるリスクがない)
  2. 煩わしい電話やメールで困らされる心配がない
  3. 売買契約までは個人情報がもれない
  4. 事前査定で第三者的判定として自車の価値が分かる
    (居住地域に提携工場がなければ近場まで出張してくれる)
  5. マイページで刻々と変化する入札額と業者名が確認出来る
  6. 早く売却したければ期間途中でも可能
  7. 希望額に達しなければキャンセルも可能で一切費用が発生しない
    希望額未満であっても最高額入札者を選択することも可能
  8. 個人売買とは異なり、大金の授受や名義変更も安心

すると、ユーカーパックはどうやって経営しているのかといえば、落札した業者から手数料を徴収しているのだと思われる。このような「成功報酬型」は多くの業界に存在し、ユーザーの負担を最小限にとどめて業者間で共存共栄をはかっているわけで極めて健全なビジネスモデルである。

実は、ユーカーパックは過去2回利用しているのだが、いすれも出品後に他の手段で希望金額よりも高く売却出来るという幸運に恵まれていて、今回は3度目の正直になる予定だった。
ユーカーパックさんに申し訳ないという気持ちはあるので、この記事で一生懸命PRさせてもらってます。😅

ユーカーパックにもデメリットはある

それではユーカーパックがサイコーなのかというとデメリットはあるといえばある。
2点あるが大した問題にはならないだろう

  1. 査定作業が入るので売却契約まで時間がかかる
  2. 入札額からユーカーパックの手数料が発生する(はず)ため、売却相場の上限にはならない
    プロでもない限り最高額で売却など極めて困難なのでデメリットとはいえない

今回の売却作戦は大成功だった。仮にユーカーパックでネクステージが入札して来ていたとしても冒頭に書いたような金額にはならなかったはず。例え数パーセントでもマージンが発生するならそれを勘案した金額だったろう。
間違いなく運が味方してくれた。たまには天に感謝しておこう。😄

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