BMW【デジタルなのにアナログ!?】メーターへの徹底的なこだわり

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アナログにしか見えないBMWの液晶メーターパネル

特別装備満載の523d(2016)バロンでは、望んだわけではないがメーターパネルがフルデジタル液晶仕様になっている。

ドアを開けて乗り込んだ直後はこんな感じ。メーターリング以外は真っ暗で何も見えません。
しかしこれがフル液晶メーターである事の証明。😌

STARTボタンを押した直後のほんの数秒間はこうなる。
※警告灯フル点灯でにぎやかになるのはアナログメーター車でも同じではある

シートベルトを締めエンジン始動して通常表示。
どう見たってアナログメーター。😅
せっかくのフルデジタル液晶パネルだというのに、ここまでアナログ表示にこだわってるというのはBMW以外に知らないけど、長年のユーザーとしてはやはり違和感がなくて見やすいと思う。
長年にわたり続いていたアナログ表示のままであり、いかにもデジタルメーターという雰囲気にしないのは「頑固」に近いが良くいえば信念であったと共感している。
※過去形なのは、現行モデルになってあっさりと「今風」に変わったから

スピード表示に注目

ACC オンで一般道のクルーズ中。ナビゲーション案内中は地図が簡易表示されるが、目ざわりと思えば iDriveで非表示に出来る。
注目すべきはスピードメーター。走行中の速度域付近が拡大表示されていて非常に分かりやすい。
見事な融合デザインである。こんな表示の仕方はアナログ式では不可能なので素晴らしい発想だとはいえる。
しかし、ここまで小細工するのなら「素直にスピードをデジタル表示しろよ」と毒づきたくなる時もあるのも間違いない。😅
スピードメーターの中央部分に表示してくれれば良いだけなのにね。

デジタルスピードメーターはちゃんとあるのだが・・・これじゃないのだ

出来て当然のデジタル表示だけど・・・

そんな時のために「ドライビング・パフォーマンス・コントロール」をSPORTモードにすれば望みが叶うのだが、ディーゼルモデルでは通常のCONFORTモードで十分にパワフルなのだし、自分にとっては無用な機能であり使いみちがない。
何しろ格段にローギアードとなって騒音が増すし間違いなく燃費も悪化してしまうので使いたくない。
ふだんはまず使わない「隔靴掻痒/かくかそうよう」という四文字熟語を思い出してしまうほど。

20150506-1.jpg

ゴルフ6のようなスピードメーター表示が好みなのだが、これはこれで他の問題があって一長一短。😌

隠れ便利機能

ステアリングのジョグダイヤルでラジオ局の選局中はこんな表示になる。
5行もあるので非常に操作しやすい。もちろん音楽ライブラリの選曲時も同様の表示をしてくれる。

さて。現在F10オーナーである人がこの記事を見て、自分のクルマもフル液晶メーターパネルにしたいと思われたかもしれない。
・・・ないとは思うけど。😅
主に特別仕様車専用のはずだし、交換なんて一見かなり難易度が高いようだが、実際には驚くほどカンタンに出来てしまうようだ。

見てる限りホントにカンタンに出来てるように感じてしまう。自信のある人はパーツを入手してチャレンジしてみて下さい。
とはいえ、やはりプロショップに依頼するのが安心ですね。
料金は書かれてないが本気で望むなら問い合わせれば良いだけ。要するに実現可能って事。😊

この記事は一世代前のBMW中古車に関心がある人向け

該当するのは5シリーズ(F10)モデル。F型はひと世代前までのモデルであり大多数はアナログメーター仕様だがもちろん実用上の不足は何もない。
ちなみに、現行モデルは一変してデジタルメーター感満載になっている。

※画像は3シリーズのもの(他サイトから借用)
それにしてもメーター形状の違和感がハンパないな。
おそらく真ん中スペース確保のために逆動作の回転計も無理やり感で不自然。
そんなのは見慣れれば済む事ではあるけど、スピードの表示方法は望み通りなので、この点だけはちょっと羨ましくもある。
要望が多かったのだろうな。
「こんなのカンタンに出来るんだから最初からやっとけよ」と恨み節も出るというもの。
とにかくこういう変わり身の早さもさすが !! と、ひいきの引き倒しをして終わり。😌

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