BMW 523i(F10) 2013

ちょいと理由があって、二日間のみっちり試乗を体験出来たのでレポートしようか。

“BMW 523i Hi-line”。
以前に所有していた”523i/F10(エフテン)”と同型車であるが、旧愛車は 2.5リッター六気筒、新型車のエンジンは 2.0リッター四気筒 + ツインターボ。車名とエンジン排気量が一致しないのは今やジョーシキか。( ´ー`)
一年半前に惜別の涙とともに手放してしまった、生涯最高のマイカーとの再会を果たし、しばし感無量。
今回はボディカラーもカタチも違うが、それはかまわない。
今回のクルマは大嫌いな黒のボディカラーで”ツーリング”なのだが、別にリクエストしたわけでもちろんはない。
相変わらずワゴンタイプのクルマは好きになれないのだが、あまりぜいたくを主張していられない事情もあった。

「お好きなクルマを」に「5シリーズで、ブラックでない内装色」と条件を付けたら自動的にこうなったわけ。
「う~ん、いつ見ても惚れぼれするクリーンで品格を感じる空間」。(o´∀`o)

とにかくひたすら快適で何時間乗っても疲れ知らずの素晴らしいイス。乗り心地サイコーです。
もちろん快適で疲れない理由は、シートばかりではなくクルマの造りそのものにもある。
特に、この代(F系統)になってからのBMW車の極めて優れた乗り味は「緻密で重厚な剛性感」と表現するしかない、素晴らしく上質なもので、それは旧愛車を初試乗した時に体験して驚嘆したものである。
庶民にとっては手に余るほどの大柄なボディサイズにもかかわらず、「重厚なのに軽快でなめらかな操縦性、動力性能も必要にして十分」なクルマに出会い、無理してでも欲しいと思わせる魅力に満ち溢れていた。

“523i”。2リッターでも何ら不足のない動力性能。
・・・と云いたいところだが、旧愛車に比べて何かしら違和感が終始つきまとった。
それは、巷で良く云われる「やっぱり六気筒でなきゃ!!」などとは別の問題である。自分としてはそんなものは全然こだわらないし、違いも良く分からない。このクルマで5,000回転以上も回す場面なんてほとんどないし。
ただし、新型車のアイドリング時の騒音だけは興ざめ。がさつな音質はディーゼルと五十歩百歩。(`ω´*)
そして、両者のパワーそのものはほぼ互角。走行モード”Comfort”では、時折りパワー不足を感じる場面もあるにはあるが、そんな時は”Sport”モードにしてやれば解消してしまうレベル。
違和感の理由は、上に書いたような「緻密で重厚な剛性感」の乗り心地がやや薄れているような気がしたためである。まったくの同型車で、しかもこちらの方が最新型。劣っているはずがないのだが。
試乗レビューシリーズで乗ったBMW車はすべて大なり小なりこの究極の乗り心地を感じさせてくれた。
もちろん、感覚の問題なので何の根拠もない。大きく異なるのはエンジンとボディ形状だけなのだが、ツーリングだから「緻密で重厚な剛性感」が薄れるというのは考え辛い。後は、エンジン自体の重量がかなり軽量化されている事があげられるが、それと剛性感はカンケイなさそうな気もする。
ま、このあたりは完全にシロート考えに過ぎない。ただの独り言です。( ´ー`)

いちおう、燃費報告。二日間で1,075km走行して、二度の給油合計は 87Lで、結果は 12.3km/L。
珍しく、満タン法と燃費計が一致した初めてのケース。それにしても拍子抜けや・・・( ´ー`)
走行パターンは、高速道路が80%で、他は一般国道と山道ドライブ。
往路は”EcoPro”モードを多用してみたが、大人しくクルージングした高速道路のみの計測でも14km程度で、ちょっとがっかり。同型(セダンだが)の旧愛車は、同様の条件下で 15km/L 前後をマークしていたのだ。
滞在先では山道ドライブが多く、帰路でも理由あってちょっと活発に走行した事もあり更に悪化した。
ビーエム愛好家を落胆させてまで「6気筒 → 4気筒+ターボ」に急速にシフトしているのは”外圧”、すなわち”環境性能”すなわち主として”燃費”と”きれいな排気”を重視しなければならない(お国の)事情らしい。
「BMWの5シリーズ」。燃費を重視して選択するクルマではないのは当たり前であるが、ちょっと残念な結果。

さて。5シリーズに望外の再会を果たす事が出来たのは、このニューカマーのおかげだった。ようやくデビューです。

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