勿体ぶっていたものの、無事に内装剥がしが成功。
平気で地面に内張りを置いているのは中古車のお気楽さであり、新車でとてもこんな扱いをする勇気はない。(;`ー´)
手も足も出ないはずの”523i(F10)”の内張り外しだが、奥の手として懇意のディーラーサービスにアドバイスをもらう事は出来るのだが、そうするまでもなく今はネット上でいくつも手順が紹介されているので、当然作業にかかる日までに情報収集していた。
その結果、何とたった二本のネジで内張りが固定されているだけなのだと分かったのだった。(。゚ω゚)
内装いじりに必須の”内装剥がしツール”たち。
トルクスドライバーも同じく必須。その他はフツーの工具でOK。
立派なウッドパネルは、前方からツールを軽くこじ入れれば意外とカンタンに外れてくれるのだが・・・
前方付近に一か所だけこんなブラケット金具があり、下側からレバー部分を押し上げてやる必要がある。これに気づかず無理矢理に外そうとすると「メリッ ! バキッ !!」と顔面蒼白という事態になるので要注意。( ´ー`)
“E46″や”E39″で何度もやって慣れてるのでどうって事ない作業。しかし、裏側はこれまで見たこともない仕上げになっている。
アンビエントライトの効果を上げるためなのかな・・・
ドアハンドルのカバー。実はこれが最大の難関だった。何ヶ所かのツメで固定されているだけなのだが、その構造が分からない上に、やたらと固くてかなり力任せというくらいやらないと外れてくれなかった。戻す時はごくカンタンにはまってくれるのだが。( ;´・ω・`)
やっとの思いでカバーを外すと、太めのトルクスネジがあった。
ウッドパネルを外した後にも一か所。これらのネジさえ取り去ってしまえば後は気合だけの勝負となる。(;`ー´)
150万円の”フィット”だろうが、700万円の”523i”だろうが、やる事はおなじ。なるべく下端の隅の方にツールを差し込んで・・・
ツールを固定部近くに差し込んで、大胆にして最新の心構えで「エイヤッ !」と順番にバキバキと内張りを浮かせていけばOK。( ´ー`)
最初の数カ所は冷や汗をかきつつの作業だったが、最後の方では「メリッ ! バキッ !」という音が快感に変わっていたりする・・・
無事に内張りは外せたもののコードとコネクタをすべて取り外すのは厄介そうなので、仮置きのための作業台を用意する必要がある。
さてと。いくらお気楽な相手とはいえ、やはり実際にはビビって恐る恐る作業をしていたため、ここまで 1時間ちょっとを要してしまった。
しかし、要領を掴んだ後でとりかかった運転席側ではこれらの作業に 10分もかからなかったと自慢しておこう。( ´ー`)
以下、次号に続く。