BMWのアプルーブドカーを買ってみた

六甲アイランドに出かけた目的はこれ。またまた「ビーエムの中古車」である。(‘∀`)

BMWの中古車を買うのは5度目となるが、アプルーブドカーはこれが初。
アプルーブドカー(認定中古車)とは、正規ディーラーが品質に責任をもって販売する優良中古車である。
・・・という事になっている。当然ながらそのお値段はものすごく高い。
そのため、これまでは個人売買または輸入中古車専門店で買ってきた。さいわい、どのクルマも大きな出費を伴うようなトラブルに出会った事がなく、かなりラッキーだったと思っている。
※とはいえ実は、昨年Z3(2002)で高速道路走行中に”重大なエンジン不具合の警告”というのが、一度だけあって冷や汗ものであったが、修理自体は小さなパーツの交換でごく安く済んだ。

今回のお店は、”HANSHIN BMW 六甲アイランド店”。Webで希望に近いクルマを検索していて、たまたまたどりついた。
しかし、さすが正規ディーラーである。中古車専門店なのに新車のショウルームと変わらない雰囲気。

選択したクルマは「318i(2003)」、E46式の最終型である。ビーエムで最終型というのは重要な意味がある。
初期型の細かなつまらない不具合がほぼ修正されて熟成している事と、次世代への架け橋として先進技術が先行導入されている事である。BMWでは、多くの場合同一モデルとしての約7年間にエンジン刷新という大きな改良が行われる事は以前にも述べたが、特に2001年式モデルからは、後の主流となる”バルブトロニック“エンジンに全面刷新されたのだ。
おっと、もうひとつ。これまた主流となる”ステップトロニック”トランスミッションも忘れてならない大改良点。
さて、”HANSHIN BMW”へは、実はオリエントブルー色の320i(2002年/3.2万km/67万円)が目的で出かけたのだが、たまたま入庫したばかりのこのコに眼が止まり、即断即決。
数少ないトパーズブルー色である。整備後はポリマーコーティングの効果もあり、新車と見紛うほどの光沢。

6気筒エンジン(320i)の魅力を抑え、最終型で低走行距離である事に加え、外装色とキセノンライト、それにクルーズコントロールが決め手となった。3シリーズでクルコン装備車は極めて希少なのである。
しかし、クルコンは容易に安価で後付出来る事を後日知った・・・
今回も登録番号は車名に合わせてみた。芸のないヤツです、ハイ。( ´ー`)

2003年登録というのに、走行36,000kmと超控えめな経歴。
もちろんエンジンは絶好調、足回りの劣化もまったく感じられず新車並みの快適なクルージングが楽しめる。
前述の通り、E46は2001年以降のものはそれ以前のものとはエンジン性能がまったく違う。2000年以前とはほとんど別のクルマである。
特にこの318iについては劇的とも云えるエンジンの進化ぶりで、その価値は中古車相場にも顕著に現れている。
ついにこの年からDOHC化!!当然パワーは 118ps/18.3kg → 143ps/20.4kg と、ようやく外観に見合った性能になった。
さて。気になる車両価格は強気の85万円!!さすがのお値段である。中古車相場より20~30%くらい高いのだが、クルコン付きの上、徹底的な整備点検に加えてオイル類・ブレーキ・バッテリー・タイヤ・フロアマットが新品交換されているし、車検整備付きであり6ヶ月保証も付いているという品質管理の充実ぶりを考慮すればむしろ安いくらい・・・と無理やり納得。
何しろ軽の新車より安いし。ウンウン。しかし、金額交渉はきっちりやったぜ。ヽ(°▽、°)

自分としては何の違和感もない、慣れ親しんだE46のインテリア。身の丈にジャストフィットのサイズが心地良い。
とりあえず最初の仕事は、何はなくとも必需品のナビ取付。7インチWVGA画面がウリの”GORILLA CN-GP710VD”。
後付けならこれしかないというほどの完成された製品。もちろんパナソニック製ではあるが、中身はSANYOゴリラナビの正統進化型。ナビとしては、もうこれ以上は必要ないというほどの充実機能満載である。
価格もこなれて来ていて、この時点で52,000円。こんな高性能ナビが本当に安くなったもんだと感慨深い。
後付けナビの宿命である露出配線が目立つが、実際には車内ではそれほど気にならない。というか、気にしないようにしているし。ま、新車であればこんな配線は絶対にしない。中古車の気安さである。
さて、モンダイは、大嫌いなブラック一色の内装をどうするか・・・

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