“ACC / アクティブ・クルーズ・コントロール”の総括。
やはり”サドルブラウン”のインテリアは素晴らしく居心地が良い。このカラーにして良かったとつくづく思う。
この写真は本文とは特に関係はないが、その色合いとレザーの質感が良く表現出来ていると自負する一枚である。
いちおう補足しておくと、助手席とともに運転席のシートバックは目一杯後ろに倒してある。そうしないと、広角ズームレンズをもってしても、これは撮れないからね。( ´ー`)
“ACC”についての機能の概略についてはほぼ書いて来たが、それとは別に自分の所有車となるまでは、”F30/320i”を運転するにあたって、この”ECO PRO”モードを常用する事になるなど、まったく想定外だった。
ノーマルの”COMFORT”モードのままでも十二分に「Fun to Drive」を楽しめる”320i (F30)”。
しかし、燃費重視の”ECO PRO”モードに切り替えると、”320i”がまるでもう一台の愛車である”フィット1.5X”になってしまったのかと錯覚するほどにレスポンスが悪化する。( ≧Д≦) ※実際には”320i”がずっと速いのだが・・・
“爽快な走り”を求めてわざわざ超割高なBMW車を選択するようなユーザーにとって、これは我慢ならない。
・・・と、短時間の試乗レビューではそう感じていた。しかし、である。”ACC”となるとハナシは別。
“ECO PRO”モードでのストレスの理由は「アクセルペダルに足を乗せている」事に起因する。逆説的に表現すれば、”ACC”と”ECO PRO”モードは最高のコンビネーション。”ECO PRO”モードで走行している限りは、”急”の付く加速も減速も起こりえないし、”ACC”によって、右足を踏み込めないストレスもかなり飛躍的に軽減される。
これすなわち「安全運転」であり、しかも「省燃費運転」となるのである。
しかし、もちろん省燃費を求めて”BMW”車を購入するのではゼッタイにない。あくまでもその購入動機は、内外装の素晴らしいデザインと、あの名キャッチコピーの「駆け抜ける歓び」なのである。
それらを完璧に備えつつ、省燃費運転を心がけた場合はきちんとそれに応えてくれる二面性にこそ価値がある。
“BMW 320i Luxury”。高嶺の花だったが、プチセレブの愛妻のサポートによって愛車にする事が出来た。
「今度こそ大事に乗り続けるぞ!!」と決意を新たにするのでありました。(;`ー´)