プロセッサーの次はヘッドアップディスプレイ !! ( ゚∀゚)


“ゴルフ6″の計器盤と”523i”の計器盤。
デザイン自体は両車とも問題を感じていないのだが、”ゴルフ”にあって”523i”にないものがいくつかある。
それは、シフトポジション表示と後席シートベルト警告それにデジタルスピードメーター。
その中でずっとしゃくだったのが、最後の”デジタルスピードメーター”。必需品というわけではないしBMWのメーターの視認性にも何ら問題はないのだが、走行速度がひと目で判別できるデジタル表示は「ないものねだり」とはいえオーバーにいえば憧れでさえあった。
しかし、実は”523i”にもその機能はあるのに日本仕様では封印されているのだという事を最近になって知った。
クルマの機能を変更する裏技である”コーディング”によってそれは可能になるのだが、速度は日付表示部に表示されるのため、位置が低い上に文字が小さくて視認性が良くないし、コーディング自体があまり気が進まない事もあり諦めていた。(*´・ω・)
ところが、ある日ひょんな事から悩みを一気に解消してくれる素晴らしい製品を見つけたのだった。

憧れのデジタルスピードメーター、しかもフロントガラスに表示される”ヘッドアップディスプレイ(HUD)”。( ゚∀゚)
BMWにももちろんオプション設定はあるのだが、”イノベーションパッケージ”として他の機能と抱き合わせで299,000円。とても手が出ないし後付もおそらく不可能。それがスピードメーターのみとはいえ、取付わずか 3分で実現してしまったのだった。
まぁ、恐ろしく安い製品なのでダメだったとしても笑い話で済むのだが、レビューがすごく高評価なので期待はしていた。
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それが”ニコマク HBX67″。何と、アマゾンでのその価格は実に 2,980円 !! 衝撃である。アマゾンなので税込みで送料も無料。聞いたこともないメーカーなのは別に良いとしても、それにしてもこの価格は・・・ホンマに使えるのか、これ !? (。゚ω゚)


製品構成はたったこれだけ。ヘンな日本語の説明書も付いているので基本的な使用方法は理解出来る。( ´ー`)
調べてみると、この種の製品は沢山販売されているがそのほとんどがクルマのコンピューターシステムと接続して情報を専用ディスプレイに表示するタイプ。直接接続なので精度は問題ないにしても、取付工事が若干面倒だし必然的にある程度高価になる。
その点、この製品はダッシュボード上の前方にゲルシートを敷いて本体をポンと置くだけ。
本体の位置と角度を調整し、電源をシガーソケットに差し込んでおしまい。( ´ー`)

写真ではシャッタースピードの関係もありかなりぶれて見えるが、実際にはほとんど気にならないし、付属の反射防止シートをフロントガラスに貼り付ければ見事にクッキリと表示されるようになるのだが、それはしばらく様子を見てからにしよう。
気になる精度は、60km/hまでなら プラスマイナス 1km/h 程度という素晴らしい性能である。グリーンの発色も適切だし、明度自動調整機能により、晴天時でもちゃんと判読出来る。GPS方式なのでトンネルでは0km/hとなるようだが、欠点にはならない。
電源オンから衛星電波の受信完了まで20秒程度だが、短時間の再使用ならほとんど瞬時に受信完了となり使い勝手も満点。
スピードメーターに特化しているが、付加機能として速度警告も可能になっているが、”523i”には標準装備なので特に必要ない。
ムリに弱点を探すと、実際の速度と表示結果にわずかなタイムラグがある点のみ。こんな素晴らしい製品が衝撃の 2,980円 なのだ。
多数のレビューは軒並み好評なので耐久性等の品質についても、心配ないと”思われる”。( ´ー`)

BMWのシガーソケットは常時通電式なのだが、車外からもからハッキリ見えるので電源の外し忘れはないだろう。
後付の宿命で露出配線となるが、ACC電源との接続を含め、きっちりと処理するのはある程度使い込んでからにする。
それにしても、こんな製品がなぜ国産品で存在しないのか不思議だが、こんな値段で出されたらもう勝負にならんよな。
ひそかに念願だった”HUD”。各種の製品は様々な情報が表示出来るようになっているが、しょせん本当に必要なのスピードメーターとしてだけではないかと思う。見事なニッチ製品に拍手 ! ( ゚∀゚)

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