めったに出番のない”さんにぃまるあい”だが、5月20日は必ず登場する。なぜなら納車記念日だからなのです。( ´ー`)
丸四年経過して五年目に突入。BMW車遍歴の中で最長記録更新中である。それにしてもどうです、この”ドヤ顔”。
この、ヘッドライト部分がとうとうキドニーグリルとつながったお顔は、当初は「天才バカボンのお巡りさん」を連想して、あまり好きになれなかったのだが、今では”これしかないよな”と素直に共感するようになった。ま、単なる慣れですが。
これはピッカピカの最新型”5″シリーズ。とてもカッコいいけど、よく見るとウチのとあまり変わらない。( ´ー`)
こんな風に、現行のBMW車は最新の”5″シリーズも”7″シリーズも右にならえで同じ顔とボディラインになっている。すなわち、五年目であっても、愛車はいつもBMW車として最新型のカオを持っているわけで、鼻を高くしていられるのである。
ボンネット(エンジンフード)前端の分割線がなくなったのが羨ましいくらいかな。
ふだんはほとんど放置状態だが、この時期の休日にはみっちり洗車する事にしている。
前回から 1年経ってさすがに撥水力も低下して来ているので、”イオンコート・レジェンド”の出番。
塗る時は伸ばしやすく、拭き取りに力もいらずウェスもほとんど汚れないのでラクラク。
“320i”の大きなボディも、サクッと20分程度で終了。ホント最高です。( ゚∀゚)
さて。BMWオーナー様に、長年の懸案事項が解決したのでご報告。
“Eco Pro”モードに切り替えた後数秒間表示されるこの画面。最初見た時こそ「おぉっ!!」と感心したものだが、すぐに見飽きてしまい、ドライブモード切り替えの度にいちいち見せられるのがうっとおしくなって来た。
・・・と思いつつ、設定画面を探すのも何となく面倒臭くていつの間にかここまで来てしまっていた。(*´・ω・)
ここ数年間はのんびり走行が身についてしまっている。つまり、”Eco Pro”が苦にならない身体になっているわけである。(;`ー´)
そうなると、、エンジン始動時に無意識に即”Eco Pro”モードにしてしまうので必然的にこの画面を見せられるのでそれに慣れてしまった事もある。エンジン始動時のみなので「うっとおしいけど、まぁいいか。」と・・・(*´・ω・)
さぁ、それでは作業に入ろう。30秒もかからんけど。( ゚∀゚)
“iDrive”コントローラの”MENU”ボタンを押して”設定”メニューに入る。
モニタ画面は”コントロール・ディスプレイ”。この名称はいつまで経っても覚えにくい。分かりにくいよね。(*´・ω・)
“走行モード表示”がオンになっている。これがあの余計なおせっかい画面の設定項目。
“iDrive”コントローラでオフにして完了。これでもううっとおしい画面はでなくなる。また見たくなったらオンにすればOK。( ´ー`)
モニタ画面が突き出したスタイルは今では少しも珍しくないが、たしかこの”F30″が第一号だったはず。
それはともかく、BMW車は内外装とも細かい部分でも手を抜かず、しっかりデザインされている。
・・・とも限らないけど。間抜けな部分もほんの少しあるが、それはおいといて。( ´ー`)
もうこれなしではドライブ出来ない身体になってしまった”ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール”の操作部分。
この切り替えボタンのみゴム製で、しかも凸形状になっているので、指先で設定速度上下の操作が容易に行える。
しかも二段動作になっていて、少し押し上げると 1km/h 単位、もう少し押し込むと 10km/h 単位での設定となる。事前の説明なしでもすぐに理解出来る上、正に直感的でシンプルで確実に操作出来る素晴らしいデザイン。
もちろん肝心の制御動作も文句なし。過度な安全マージンをとる国産車にありがちな緩慢な動作とは無縁である。
開発は5年以上前のシステムだが既に完成品だった。車間距離のとり方・加速・減速・停止・発進すべての動作が適切で、ストレスを感じたことがない。計器盤の動作状況表示も一目瞭然で実に良く練られている。
唯一、発進時のみやや緩慢といえばそうだが急発進防止との引き換えなのだから少しアクセルを足してやれば済むだけ。
今ではようやく一般的な装備になりつつあるようだが、最初から完成品で出して来たBMWの”ACC”。さすがです。( ゚∀゚)
唯一の不満は、停車中の車両に対してはまったく無視してしまう事。追随していた前車が赤信号の手前で急に車線を変えて前には停車中車両のみのなったという場合、”ACC”動作中であっても、というより動作中であれば最悪の場合加速して追突してしまうのだ。(。゚ω゚)
もちろん体験した事はないが、最初は何度か冷や汗かかされた。安楽を提供しても横着は許さないというメッセージなのか。
ステアリングハンドル反対側のオーディオ関係の操作部。同じ位置のゴムダイヤルには突起がない。例えばラジオの場合はくるくる回して放送局を表示させ、押し込むと選択という動作。これまた見れば分かる合理的なデザインで完璧な操作性である。
さて。いかに優れた相棒であっても長年の付き合いである。気に入らないところも当然ある。その筆頭がこれ !
一見高品質そうな”ダコタレザーシート”。さりげないステッチは気が利いているし、機能的にも問題ないのだが・・・
過不足のない適切なサイズで、程良いホールド性とクッション性があり、ランバーサポートなどなくても背中や腰を良く支えてくれる。大きなヘッドレストは角度自在で調節出来るし追突時の安全性にも不安がない。何より長時間のドライブでも疲れないし、BMWのシートに”すべりやすい”などの低レベルな欠点などあるわけがないし冬もヒーターが効いて快適である。
四年間の間に変色やシワなどの劣化もまったくない。新車時のままのコンディションといっても過言ではない。
・・・ あれ !? 結局は欠点なしの素晴らしいシートではないか !? 「気に入らない」って一体どういう意味 !? (。゚ω゚)
ハイ、それは 座り心地の悪さ です。( ´・ω・`)
“乗り心地”の事ではない、それは前述の通り特に問題はない。”スワリゴコチ”の方。
シー表面が全体的に硬くてごわごわしているのが気に入らない。同じ”ダコタレザーシート”でも”5シリーズ”とは出来が全然違う。
いったん座れば適度な沈み込みや反発性など、適切な設計なのだが”肌ざわりの悪さ”はどうにもならない。これは現行の”F30″で品質レベルが低下したのかといえばそうでもない気がする。これほど硬くはなかったが、10年前の”E46″の時もそうだった。
“525i”や”523i”で座り心地の悪さを感じた事など一度もないし、座る度に幸福な気分にさせられたくらいである。
ひょっとして「スポーティカーなのだからそんなの当たり前」という方針なのだろうかといえばそうでもない。以前に試乗シリーズで乗った何台かの”320d”のファブリックシートではこんな印象はなかった。良く分からないのでこのネタはおしまい。
とにかく、一見安っぽい”ゴルフ”のファブリックシートの方が圧倒的に快適なのだから仕方がない。
涼しい顔で待機中の”ゴルフ6″、ニクいやつです。( ´ー`)