BMW 3 シリーズ(F30)はぶつからない車か ??

ゴルフ6活躍の陰で、めっきりと出番が少なくなった”320i Luxury”。
ほとんどコレクション状態とはいえ、記事にはしなかったが今年はエニカのシェアリングで少し稼いでくれたのだ。( ´ー`)

とにかく走らなくなったので、購入後 3年半経過で走行距離は未だに20,000kmに達していない。( ;´・ω・`)

ところで、愛車には「衝突回避・被害軽減ブレーキ」が装備されている。
前車に急接近した場合に警告表示と警告音とハンドルの振動によって危険を知らせてくれるもので、常時オンになっている。
もちろん、わざわざオフにする理由はまったくない。実際、この機能のおかげで何度か救われているのだ。
この機能がなければ衝突していたかというと、そこまでの状態ではなかったのだが、”脂汗”になるところが”冷や汗”で済んでいる。
ところで、その”何度か”の場面ではいずれもブレーキを踏んで停車しているので、停車するのかどうかまでは確認出来ていない。
自力でテストするのは不可能なので断定は出来ないが、何しろ「衝突回避・被害軽減ブレーキ」という婉曲な表記である。BMWのカタログの機能説明にも、”停車する”とはどこにも書かれていない。おそらく止まらないのだろう。(;`ー´)
ここが、「ぶつからない」と公言していて、各種テストでも抜群の好成績を出している”アイサイト”との決定的な違い。
ちょっと気になってきたし、最近は各種衝突テストが公開されているので、ちょいと調べてみた。すると・・・やはり・・・

しっかりぶつかってます。(;`ー´)
自動ブレーキは作動しているので”激突”とまではなっていないようだが、言い訳無用の”衝突”。


上のは定速走行している前車への「時速60kmからの追突」でのテスト。これが「時速45km」ではどうかというと・・・
かなりましだが、やはり止まってない。(;`ー´)
移動中の前車に対してこれなので、停車中の車両に対してどうなのかは容易に想像出来るというもの。

こちらは、別の機関の一段と厳しい「歩行者検知」テスト。ボルボはしっかり止まっているが、”3GT”は惨敗。(;`ー´)
ウチの”ゴルフ6″には、そもそもこの種の装備がないので対象外なのだが、安全装備完備のはずの”ゴルフ7″はどうか。

あれれ !? ・・・(;`ー´)
“20km/h”テストでは余裕で停止しているのだが、”30km/h”でもうお手上げとは・・・(;`ー´)
※カタログには「時速30km未満で作動」と明記されているので機能不全ではない
最新のテストでは、スバルをはじめ少なくないメーカーの車種が、対停止車両や歩行者への”50km/h”のテストをクリアしている。
「ビーエム、あかんがな・・・」 ( ;´・ω・`)
という感想になりそうだが、これはメーカーのコンセプトによるものなのだろうと自分に納得させている。今の”320i”の制動性能だけでも、少なくとも”30km/h”でのテストくらい余裕でパス出来るはず。あえて「止まらないクルマ」にしているに違いない。現時点では。
「けっきょくは贔屓の引き倒しの結論かい。」と嘲笑されるかもしれないが。(;`ー´)
さて。この次の新車(あるとすれば)候補の筆頭は”アイサイト4″を装備した”インプレッサ”かも・・・
そろそろ「安心」がイチバンの宝となる年頃ですから。

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