BMW遍歴のゴール、いわゆる”あがり”のつもりで 6年前に”523i Luxury(F10)”を思い切って購入したのだが、特殊な事情によりわずか 4ヶ月ほどで断腸の思いとともに手放す事になってしまったのだった。(*´Д`)
これは当時の惜別の朝の記念撮影模様。
その後何度か他のシリーズを乗り継いだが、どうしても”F10″が忘れられなかった。一時は”320i Luxury”によってその未練をどうにか断ち切る事は出来たのだが、時が経つにつれまたまたくすぶって来るのを抑えられなくなって来ていた。
クルマを買いにちょっと横浜まで・・・というのは二度目である。ちょうど10年ぶりの体験。もちろん中古車ですよ。( ´ー`)
前回とまったく同じパターンになった。新車の”318i”をヤフオクで売却して中古車の”525i”を買いに行ったのだった。
今回は”320i”がヤフオク出品の運命となったのだが、その顛末はまた別シリーズで・・・
タイトルの”F10/エフテン”とは、BMWの販売車両のモデルの別名である。2010年から2016年末まで販売された”5シリーズ”がこの名称となっている。2012年にフルモデルチェンジしてから現在まで販売されている”3シリーズ”は”F30/エフサンジュウ”と呼ばれている。こちらは”エフサーティ”とは呼ばれていないのは単に語感の問題だろう。
単に「ビーエムの5シリーズ」では何時の時期のどのような車種なのか分からないが、”エフテン”なら明確である。
ちなみに、以前に愛用していた”5シリーズ”は”E39/いーさんきゅう”だった。※こういう呼称の仕方はビーエムに限らないが
“5シリーズ”には、”E39″と”F10″との間に”E60″も存在するが、自分の中ではなかった事になっている。( ´ー`)
2010年発売の”5シリーズ”の中古車は現在豊富に出回っているのに、なぜわざわざ遠方に出かけるのか ?
理由はいつも同じ。たまたま希望に合致するクルマを扱っていたのがいずれも横浜にあるショップだっただけ。
左端のクルマが”E60″。外観も内装もまったく気に入らないので最初から眼中になかった。
BMW車に限らないが、新車だろうが中古車だろうが自分が求めるクルマの第一条件が、
ブラックではないボディカラーとブラックではない内装色
もうこれだけで、大部分の在庫車が対象外となってしまう。(;`ー´)
実質的に内装色の選択肢が存在しないゴルフは内装ブラックで妥協したが、”5″ではゼッタイ妥協出来ない。
けっきょく、全国の中古車で検索しても上記の条件に該当するのが 10%未満に過ぎないので、探すのがラクともいえる。
その数少ないカラーコンビネーションのクルマを多数扱っていたのがこの「トップインターナショナル」。その在庫リスト中にかなりリーズナブルな値付けの”F10″があったので試乗してみたら外観も性能的にもまったく問題なかったので即決してしまった。
しかも、年式もこの希少なカラーコンビネーションも以前の愛車とまったく同じなのである。これが運命ってやつか・・・( ゚∀゚)
ベージュやオイスターの内装色の在庫があるのは、おそらく偶然ではないだろうとスタッフに聞いてみたら、「他社との差別化のために、あえてこのようなカラーのクルマを積極的に仕入れています。」との事だった。この点でだけでも自分としては高得点である。
この店は自前のショウルームではなく、マンションの一部を店舗と事務所にしていて経費節減に努めているようだ。「もちろんその分お安くさせていただいています。」というセールストークは聞き流して注文書に署名した。
ここまではトントン拍子で良かったのだが・・・
納車まで何と、20日間も待たされたのだった。「首を長くして」などという心境ではなかった。(。-`ω´-)
どことも同じだろうが、契約が済んだ後はのらりくらりの営業マンを強引に督促してようやく納車にこぎつけたのだった。
この間いろいろとあったので破顔一笑とはいかないが、ようやく手に入ったお宝と記念スナップを。