走行距離わずか 770km というバリバリの新車に乗る機会があったので簡易レポート。
“BMW 118i” 初体験。積極的な新車試乗ではなく、例によって点検時の代車です。( ´ー`)
同じボディの”116i”には、3年ほど前に試乗しており、全体的に悪くない印象だった。あの情けないフロントマスク以外は。(;`ー´)
やはり不評だったのだろう、今回のモデルではちゃんと今時のビーエム顔になっている。
もちろんインテリアも細部のデザインに差異はあっても基本的にまったく同じ。見慣れた車である上に、ブラックボディにブラック内装色という最悪の組み合わせで、まじめに写真を撮ろうというモチベーションも湧くはずがない。
こうなると、顔が変わっただけのようであえて試乗レポートする意義するもないのだが、しかし・・・
走り出してみてぶったまげた !!
知らぬ間に とてつもなく上質な車になっていた のだった !! (。゚ω゚)
車内の静粛性・乗り心地・剛性感が、”116i”とは別物になっている。もちろん最大のウリである軽快な操縦性はそのまま。
どれくらい上質かというと、クルマとしての基本性能と快適性が先日プチ試乗した最新型”523d”と大して変わらないのである。
※とまぁ、いくら何でもそれは言い過ぎで、冷静に両車を振り返ってみるとやはり 1ランクくらいの差があるのも確か
しかも、後で調べてみたら更にぶったまげた事に、エンジンが 1.5Lの 3気筒なのだった。まさに衝撃である。
3年前に失望させられた”アクティブツァラー 218i“と同形式とはとても思えない。3気筒というネガティブイメージが微塵もない。
実際に二日間の試乗でまったく気が付かなかったのだ。それどころか静かでスムーズだしパワーも必要十分、レスポンスにも不満なしどころか回転のなめらかさに”シルキー”とさえ感じていた。唯一、アイドリング時にかすかな振動を感じたくらい。
しかし、それは”523d”だって同じレベルだったので、いかにスゴいエンジンなのかという証明である。”3シリーズ”にこのエンジンを載せた時には「何を考えてるのやら・・・」と嘲笑していたのだが、これなら十二分にアリである。
もう、ホントにさすがは「エンジンのビー・エム・ダブリュー」と絶賛しよう。
ここ 3年位前から、モニタ画面は格段に明るく見やすく進化している。サブ画面に時計を表示する事も出来るようになっている。
「これ、ゴルフのパクリやんけ・・・」と思わず笑ってしまったのが、このリアゲートオープナー。前からこうだった !?
実は、新春企画としてタイトルを”ゴルフ6″との対決にしていたのだが、すべての面で”118i”が上回っていて勝負にならないため、カッコ付きに変更したのだった。”ゴルフ7″の試乗機会があればまたあらためて・・・( ;´・ω・`)
もちろんお気に入りの愛車の価値が下がったわけではない。今回は相手が悪かったという事で・・・( ´ー`)