このサイトの対象者はBMW車に魅力を感じつつも一歩踏み出せないという方々です。
5年落ち・5万kmまでのBMW中古車であれば、故障や維持費の心配はまずありません。
BMW車の成り立ちは過去も現在も自他共に認める高額ブランド商品ですが、新車にこだわらないのであれば実は手が届かないレベルではありませんし、誰でもユーザーになれるのです。
クルマを乗り換えたいけど、次のクルマは何にしようかと迷っている方や、漠然とBMW車が気になっているけどとても自分には手が届かないし故障したら大変だし・・・
あなたにBMW車への関心や憧れがあるなら迷わず中古車を検討してみましょう。
もちろん新車はさすがに手を出すべきではありませんが5年落ち中古車であればコンディションの良いモデルが豊富で無理なく買えますし、少し工夫するだけで維持費が国産車とほとんど変わらない事が分かります。
実は、BMW車購入のハードルは新車時から年間未満までの本体価格の高さだけですので、5年落ちの中古車をターゲットに切り替えるだけで容易にオーナーになることができるのです。
新車価格の1/2から1/3以下の200万円で主力車種の3シリーズが無理なく買えるのだとしたらぜひとも検討する価値があると思いませんか ?
現在の愛車 BMW523d(F10) について
2020年7月に購入した、わたしの現在の愛車についての詳細はこちらでご紹介しています。
故障の心配はしなくていい
少なくとも一世代までのモデル(2011年以降)であればBMW車は簡単に壊れるクルマではありません。
ネット上の質の低い口コミが目につくかもしれませんが、ほとんどは現役ユーザーの声ではないので無視してください。
もちろん中古車ですから維持費や整備費がゼロにはなりませんが過剰な心配は必要ありません。
こんな方へ
- 国産車ユーザーでBMW車に漠然とあこがれている人
新車価格の高額さにあきらめてリストにも上がらない - 踏み切れない理由は漠然とした故障可能性と維持費が心配?
実は信頼性も維持費も国産車と変わらない
維持費の実例多数(車検なんてこわくない) - 実はBMWは手の届く高級ブランド
国産小型車の価格でBMWの人気車が買える
新車からの値落ち率の高さがポイント - 所有する満足度が違う高級「感」が大切
新車を買うには
おすすめはしていませんが、ローンを利用すれば誰でも新車を買うことができます。
ただし、将来の生活設計のことを真剣に考えずに手を出してしまうと大きなリスクが待っています。
高額所得者でなくても実現可能 ! BMWオーナーになろう
本サイトの対象者は中所得者であり、クルマに実用品以上の価値を感じる人です。
BMW車は中古車であれば庶民にも手の届くブランドです。
高額な新車価格のために、最初からあきらめている人が多いですが、生活を脅かすようなローンなど組まなくても中古車ならムリなく買えます。
オーナーに新車も中古車もありません。仲間がもっと増えてほしいと願っています。
当サイトでは無理なくBMWオーナーになる目標を実現するため徹底的におカネの問題にこだわっています。
200万円という予算は国産新車なら軽自動車上級モデルや小型車レベル。
すなわち国産車で中で最も売れている価格帯なのですが、その金額でBMW3シリーズが買えるのです。もちろん所有満足度は同じ予算で買える3シリーズとは比較になりません。
ただし「BMW」とひと口にいっても、1シリーズから8シリーズまであり、現在は60車種もあり400万円から1,300万円までと膨大になっています。
当サイトではそのラインナップの中からおすすめ6モデルを厳選しています。
BMWのシリーズ名について
BMWやメルセデス・ベンツには、国産車のような個別の愛称はほとんど付いていません。
無機質な3桁の数字と記号の組み合わせで識別されています。
118iや320iなど、基本的に数値の一桁めがシリーズ名となっています。2桁目と3桁目で大まかなエンジンパワー、最後の”i”はガソリンエンジンで、”d”がディーゼルエンジンを意味します。
慣れないとなじみにくい理由のひとつですが、どちらも名称の由来は明快で合理的です。
おおまかに、1から8までの数値で”シリーズ”としてクラス(車格)をあらわしています。
例外もありますが基本的に一桁目の数値が大きくなるほどボディサイズも価格も大きくなります。
200万円でBMWオーナーになるための対象とするのは次の6モデルです。
「F30」などという型式コードが表記されていれば、シリーズ名だけでなく製造販売されていた年代が分かります。
5年落ち150~250万円の予算で買える各シリーズの代表モデル(セダンタイプ)について
※( ) 内は国産車のクラスイメージ
2シリーズ (F45)
(アクティブ・ツァラー)
LWH : 4375×1800×1550mm
(ホンダ・フリード、トヨタ・シェンタ )
3シリーズ (F30)
LWH : 4645×1800×1430mm
(トヨタ・プリウス、日産スカイライン、スバル・レヴォーグ)
各シリーズには派生車種としてX1やX3などのSUVやクーペタイプもラインナップされいます。
また、BMWではほとんどのモデルに”M Sport”グレードがあり非常に人気です。
ラグジュアリークラスである5シリーズでさえ大半が”M Sport”となっていて、BMWというメーカーに対するユーザーの期待値の種類が良く分かります。
最近のBMWのラインナップは膨大です。上記のほかにも、4シリーズ・Z4・i3などという名称の車種があり各シリーズから派生した別タイプのモデルです。
一般ユーザーが健全なカーライフを送るには総額250万円が限度
BMWは趣味嗜好性を満足させるためのブランド商品ですから、実用品とは異なる価値観が必要ですが、かかるおカネについては購入価格が最も重要です。実は維持費は含めて国産車と大差はありません。予算を250万円までとするポイントは3つあります。
- 一般家庭でのクルマ購入にかけられる予算の限度と想定している
ここでいう一般家庭とは世帯年収400万円から1,000万円程度までとしています。
幅が大きいのは家計の内容は千差万別ですから、単純に年収の金額で判断するのは非現実的だからです。
※富裕層や高額所得者層はそもそも当サイトの対象ではありませんので新車を買って社会貢献してください😊
一応の根拠としては、2020年度に国内で最も売れたクルマの価格帯と合致するためです。ただし、ランキング内上位にあるこのモンスター人気車「アルファード」は例外。
ナビなし最安の”Type GOLDⅡ”でも424万円です。
諸経費とオプションですぐに500万円になります。
どう考えても残価設定ローンの利用がほとんどだろうと思われますが、他人事ながら5年後はどうするつもりなんだろうと心配になるほど売れてるんですよね。😅 - 5年落ちの中古車である事
さすがに250万円でBMWの新車は買えませんし激安で買える裏ワザなどもありません。
無理してバリューローン(残クレ)を利用する事もできますが、それは「買う」事にはなりません。おそらく生活が破綻した上にクルマも返却という最悪の結果が待ち受けています。
また、新古車や4年落ち以前の中古車は300万円を優に超えるのでコスパが非常に悪くなります。
BMW車は初期コストが高額なことがネックですが、5年落ちになると1/2から1/3程度にまで中古車価格が下落するので一般ユーザーの候補になりえるわけです。 - 現在クルマの所有者であり買い替えである事
家族持ちであれ独身者であれ、クルマ関係の税金や保険料や燃料費それに駐車場代等は既に生活費の中に組み込まれているはずなので新たな負担とはなりません。
現在のクルマは購入資金の一部にあてられるのも大きなポイントです。
これから新しく買う人であれば、購入時の大きな出費だけでなくそれらの費用が現在の生活費にそのまま加算される事になるので収入の大半をクルマにつぎ込める境遇の人でなければムリです。
維持費はこわくない
- 設計思想を理解する
ドイツ車は国産車とは異なり、定期的に多くの部品を交換して性能を維持するという事が前提となっています。正規ディーラーでの整備費見積が高額になる理由がこれです。交換部品が多いと割高水準の工賃もそのまま増えます。 - 保険料は国産車と同じ
BMW車(ガイシャ)だからといって保険料が割高になる事はありません
ただし、自動車保険の契約は真剣に考える必要があります
縁やツテで漫然と契約している保険会社からネット保険に切り替えれば保険料が半額以下になるケースも少なくありません
中でも車両保険オプションが最重要です ※ローンの場合は必須
600万円の新車と250万円の中古車ではかなり割安になります - 信頼できる民間業者を利用する
「ガイシャは整備・修理費が高くつく」を回避できる最良の手段です。
良心的な整備工場とうまくお付き合いできれば最高の味方になってくれますので頑張って探して下さい。
体験試乗の方法など
中古車販売店では試乗が不可な場合が多いことに加え、一般ユーザーが短時間・短距離の試乗で状態のの良し悪しなど分かるわけがありません。
実車を体験するにはカーシェアリングまたはレンタカーという手段もあります。
5年落ち走行5万km未満の一世代前のモデルが最適な7つの理由
- 流通量が多く乗り出し価格1/3から1/4程度で買える
- 大半は新車に近いコンディション
- 外観・内装とも現行モデルと大差ない
- 2015年式からは安全システム・ナビ標準など充実装備
- ほとんどが5年保証プランを契約しており整備状態が良い
- 先代(F型)以降信頼性が大きく向上し故障多発の心配はない
- 購入後も5年間5万kmは安心して乗れる
新車を買う人がいるから中古車があります。新車ユーザーに感謝ですね。
今から中古車を購入して4~5年間乗ったら、その時点では既に5年落ちとなっている現行モデルに買い替えるという賢い戦略もあります。
車種は予算で決まる
どの車種もほとんどがフルオプション装備なので追加費用が不要です。
あと付けするとすればドラレコくらいでしょう。
予算150万円のおすすめ車種
予算200万円のおすすめ車種
予算250万円のおすすめ車種
※画像はBMW JAPAN,グーネットから借用しています
M Sport とは
一部を除き大半の車種にM Sport というグレードが設定されており、実際に新車販売台数の大半を占めています。
硬めの足回り、純正エアロパーツやホールド性に優れたシートなどBMWならではのスポーティさを求めるユーザーに支持されています。
乗り心地重視なら選択すべきではありません。
5年落ちの流通量が多い理由
- 二回目の車検を前に手放す例が多い
- 5年間の新車保証期間が切れる
- タイヤ、バッテリー、ブレーキ等の交換時期に入る
- ディーラーの車検整備見積金額に驚愕
- ローン終了または破綻、リース終了、生活環境の変化、新型に惹かれた
- 節税対策、他社に乗り換え、価値観の変化、高齢
- 単純に飽きたなど
シリーズ名とコードネーム
- BMW車は各シリーズのモデルに対して時系列の型式コードが付けられています
- 3シリーズではモデルの年代ごとにE36➡E46➡F30➡G20という型式コードになります
- 本サイトではF系列をおすすめしています
- サイトで紹介するのは、1・2・3・5シリーズのみ
エンジンについて
- 基本説明(別稿) 対象はガソリン車とディーゼル
- モデル名と排気量表記
- 「割高でも◯km走行で元がとれる」は無意味? 燃費計算のワナ
- ディーゼルならガソリン車の二倍近い好燃費(単価 ✕ 使用量)
- ディーゼルでもこれから10年は心配無用
- EVはまだまだ先のハナシ
長期レビュー
サイドバーのカテゴリ参照
BMW中古車購入先
ちゃんとした店なら事故車、メーター改ざん等の重大詐欺の心配はありません。
修復歴ありは少なくありませんが、事故車ではないので特に気にする必要はありません。
BMW専門店
- 相場に準じた価格設定の店なら信頼できる
- 相場には理由がある
- 価格の相場は同モデルなら年式と走行kmに比例
- 自分で検索すれば分かる
その他の専門店
- 価格やサービスはガリバーと大差ないが返品不可
BMW認定中古車
- かなり割高な上に絶対的安心というわけではない
ネットで自分で探す
- 中古車は1台ずつコンディションが異なる
- 試乗不可な場合が多い
- 試乗できてもコンディションは短時間で素人に判別不可能
- 格安車にご注意
個人売買は危険度大
売却には有利ですが、購入手段としてはおすすめはできません。
出品者の人柄や車両の状態が信頼できると確信できる場合であれば、最も有効な選択肢ではあります。
クルマは一般的な商品とは様々な面で大きく性質が異なるので慎重第一をお忘れなく。
共通注意点
- いずれの場合もタイヤ摩耗・予備リモコンキーなしは要注意
1個7万円もします。もしも1個しかなければ値引き交渉しましょう - ブレーキも残量不足などの不備があれば大きな出費となるのでチェックが必要です
- 正規ディーラーできちんと点検していない場合は点検簿なしとなるので要注意
- 代金の受け渡しは慎重の上にも慎重を
資金計画、維持費
買い替え検討中の方へのガイドなので、所有車の売却を同時または先行してスタートの準備をしなければなりません。1円でも高く買い取ってもらえる手段を検討しましょう。
所有車売却には一括査定かユーカーパック
- ユーカーパックがおすすめ
出品前にサービス工場で下回りを含めきちんと内外を点検して状態を報告してくれるのが画期的
点検後は一括見積と同様の手順になり、自分の予想より少し高く売れた経験があります - 金額的に有利なのは、個人売買➡一括査定➡買取専門店➡中古車専門店➡ディーラー
- 1円でも高く売却したければ個人売買
取引相手との車両のコンディション良否確認作業はもちろん必要ですし、代金不払いや名義変更遅滞等という何らかのリスクとのトレードオフになります。
わたしはヤフオクで3度売却していずれも成功でした。相手の人柄の見極めとあわせて代金の受け渡しが確実にできるよう工夫しました。うまくいけば売り手も買い手も満足できる最良の方法です。 - 正規ディーラーの査定は最も低い上、新車購入前提でなければ上乗せも期待できませんが買い替え車種が在庫整理や不人気車種の整理のようなキャンペーン時などは有利になることもあります
購入ガイド
現金がベスト
- 貯金してでも現金買いすべし
- ローン利用の場合も最低でも50万円の資金が必要
メーカーや車種によって金利が異なる
ローン
- 家計を圧迫しないためには月々5万円3年間36回まで
- 本体価格以外に固定費用がある事を忘れない
- 残価設定は返却の覚悟がなければ基本的にムリと考え、慎重に
- 車両保険は必須
年間40万円/ローン含なら年間100万円以内が健全なカーライフ基準
- これから新しくクルマを買う場合の注意点
車を所有しているだけで必ずかかる費用がある - ※車庫の有無で大きく変わる
維持費
メンテナンスには信頼できそうな民間業者を探す
- ディーラー盲信はコスト面で危険
- 出来るだけ近場でBMW整備経験豊富な業者を探そう
予備費確保
- 信頼性が高くなっても故障の可能性がゼロではない
- 手持ち資金使い切りは危険
- 30~50万円程度の予備費は常に準備
これまでのまとめ
- BMW中古車を買うことのデメリットはほぼない
- 民間車検工場の利用で整備費・維持費の問題を解消できる
- 200万円の予算で至福のBMWライフが実現
- どのシリーズでもBMWの良さは味わえる
- 人車一体感の1シリーズ、子育て世代は2シリーズ
- 3シリーズがサイズ的にもベストバランス
- 5シリーズならラグジュアリー感で1ランク上の満足度