いちおう名の通った三社からの商談で、唯一、登録翌日になってやってきた「ガリバー」の営業マン。
三人目にして、ようやく「”営業マン”と称しても良いかな」。という人物がやって来た。一応付け加えておくと、今回やって来た三名の営業マンの年齢はいずれも20台後半とみた。社会人として、仕事のプロとしての自覚が育まれつつあるであろう年代である。
それにしても、「仕事に年齢は関係ない」と常々考えてはいるが、同年代にもかかわらず何という能力の差なのだろう。
“ガリバー”営業マンの対応は”満点”とまではいわないが、”ユーポス”や”ハナテン”とはランクの違う対応だった。
いや、早く云えばフツーなだけなのだが。この”フツーの対応”というのに中々出会えないのが現実。(;`ー´)
どんな大きな会社でも、それを代表してユーザーに接するのは一人の営業マン(とは限らないが) 一人の社員。
エンドユーザーは、その担当社員の対応が会社の対応になるわけや。その人物を本当に信頼出来るかどうか。
すなわち、大抵の場合はその営業マンの人柄にほだされて財布の紐をゆるめるわけやからね。(*´~`*)
事情を説明すると、「38万円でどうでしょう」と即答してくれた。「これや、このセリフを聞きたかったのや。」と安心した。
とはいえ、こちらの要求は最低50万円。もちろん「それでお願いします。」とは間違ってもならない。ここからが交渉のスタートである。
「38万円か・・・」大手の買取査定価格ならそんなもんやろなとは理解しつつ・・・
「こちらの希望価格と開きがあり過ぎる。」との返答に憶する事なく、すかさず本部に電話。そして数分後に報告してくれた。
「売り手の希望額(60万円)を言ったら、いきなり電話を切られました。」と苦笑い。いや大したもんや。( ´ー`)
「根性ありそうやな。それでこそ営業マンや。」と本人にもその事を告げると「頑張りますからもう少し時間を下さい。」
「あぁ、もちろん良いよ。」と快諾しての質問、「いくらなら本当に決めてもらえますか ?」に、「55万円」と即答した。
「分かりました!!」・・・・・で、待つ事約 2時間。
単なるポーズではなく、自分の情報源をフルに駆使して何箇所にも電話し、一生懸命交渉努力している事が伝わってきたので待った。
営業マン S君はあちこちに電話して交渉している様子で、本当に 2時間以上かかっていた。
そして、「55万円の確約が取れました。契約してもらえますか !?」に対してもちろん快諾した。
いやぁ、気持ちが良かった。今どき、こんな青年がいるのだなと少し嬉しくなってしまった。
S君の対応をみて、ハナから、何が何でもごねて高く釣り上げようとは考えていなかったからである。
一生懸命な気持ちが伝わっていたので、「45万円でもサインしよう」と傾いていたので、結果オーライである。
そんなわけで、2010年式走行35,000kmの”フィット 1.5X”は、55万円で引き取られていったのでした。( ´ー`)
S君は、後で会社に散々怒られたかもしれないが、これはこちらには関係ないハナシ。ごめんね。( ´ー`)
この点については、首尾は上々。しかし、平行して進めていた”ゴルフ6″の計画は、難航を極めていた・・・
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