ゴルフについて / その5 / 高速ドライブ

ゴルフ6トレンドラインは、日常使いの範囲では非常に快適である。さて、”ノミの心臓”での高速走行ではどうだろうか。
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「どうだろうか」と云っても、日本ではありえないような高速走行が当たり前の国で大量生産されているクルマである。
自分のように、尖った性能に関心のない(たぶん)平均レベルのドライバーにとって不満が出るはずがないとは思うが。
ようやく時間の余裕が出来たので、みっちり高速走行してみる事にした。
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ブラック一色の内装は好きではないと何度も書いて来たが、”チタンブラック”と呼ばれるこのカラーは真っ黒というほどではなく、シルバーのボディカラーには良く合っているので何とか我慢できるレベル。ステアリングスイッチが何もないのは寂しいが。(*´~`*)
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今回の目的地は、滋賀県高島市にある、定番のフォトスポット「メタセコイア並木道」。
自宅からは片道2時間ちょっと程度の距離なのだが、6時半出発にもかかわらず、名神高速道路上り線の京都付近で発生する恒例の渋滞に巻き込まれ、おまけに湖西バイパスでもひどい渋滞に遭い、到着まで 3時間かかってしまった。
自分のポリシーとして、大きな渋滞に遭遇する前に迷わずUターンするようにしているのだが、今回は不退転の決意なのだった。
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高速走行では風切音などの車外騒音は少し高まるが十分に静かでフラットな乗り心地。しかも重厚なのに軽快。やはり快適でした。
ま、ゴルフにとっては100km/h程度では高速走行のうちにはまるで入らないはずなので、当たり前ではある。
エンジン回転数は100km/h巡航では 2000rpmに過ぎず、上り坂の追い越し加速だって余裕十分。
渋滞のまっただ中にあっでも、停車すれば間髪入れずにアイドリングストップに入るので、イライラもかなり緩和される。
ノロノロ運転の連続が快適なわけはないが、停車すれば音も振動も皆無となり、唯一聴こえて来るのはナビの冷却ファンのかすかな音だけというのは不思議な安心感を覚える気さえする。※エアコン送風は最弱の状態
ACCはおろか、クルーズコントロールさえもないトレンドラインでの高速道路走行は少し不安だったが、特に不満は感じなかった。ビーエムと違って、アクセルペダルもブレーキペダルもかなり軽い事が幸いしているようだ。
というより、今はゴルフに乗っている事が楽しくて仕方がない蜜月状態である事の方が大きいかな・・・(*´~`*)
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流れに沿ったゆったりクルージングの高速道路走行中は、常時20km/L前後の表示であった平均燃費。小さなエンジンの効果絶大である。
今回はかなりの渋滞に見舞われたので、ノロノロ運転中に見る見るうちに低下してしまうだろうと思いきや、アイドリングストップの効果もあり、大した低下にはならなかった。
結局帰り着いてみたら、あっと驚く 18.8km/L という素晴らしい好成績を示していた。マイカーとしてはいきなりの生涯最高成績をあっさり叩きだしてくれました。ヽ(゚∀゚)
例によって、燃費最優先のチマチマしたせこい運転などしていない。フツーに流れに沿って走行しただけである。しかも大渋滞含めてや。
ちなみに、これまでの最高成績は”BMW 320i(F30)”での 17.8km/L。この時は、記録を出してやろうと終始エコランを心がけていての結果。当然ながら、運転中は少しストレスが生じていた状態で、しかも渋滞はまったくなかった。
ゴルフトレンドラインは、やっぱりスゴイやつだ。「驚異的な高性能」と表現して良いだろう。
次回は、一見貧弱なスペックのトレンドラインが何故こんなに快適なのか。その秘密に迫ってみよう。

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